こんにちは。メシをせびりにくる我が家の猫を追い払おうとしたら右足の小指を家具にぶつけて「骨が欠けてる」という診断を無事もらったLazy8です。打ち所が悪く骨折すると手術に至る例もあるとかで、気をつけていきたいと思います。猫は2匹とも19歳という女子大生なのですが、食欲旺盛で日々うるさいです。

というわけで、夏コミ、コミティアと参加の方はお疲れさまでした。こちらもサークル参加しまして、淡々と新刊などを作ることができました。両イベントとも非常に印象深いことがもろもろありまして、「やはりイベントはいいぞ」という結論になりました。これからも粛々と参加していきたいと思います。

ぶっちゃけたところ、今年に入って久々に本を作ってみて、印刷用の原稿を作って入稿するというのはやはり大変なことだと思いました。ウチの原稿なんかはとても適当なのですが、そんなのでもかなり大変だったわけでして、例えば印刷に耐えうる解像度で絵を描いたりだとか、ページ割りを考えて内容と構成を調整したりだとか、ノンブル入れて部数を決めて入稿データをEPSでそろえて…だとか、こうした作業が印刷部数に関係なく発生するわけです。1000冊でも10冊でもこの手間は変わらないので、特に売れない創作ジャンルなんかは手間と天秤にかけると負担のほうが大きいのではないかと思われます。

そうすると個性と勢いで描いたような、たぶん本にしたら売れないけど魅力的な漫画、は同人誌という形を選ばず、ネットで気軽に公開していくという流れになるんじゃないかと思っていまして、実際Twitterで流れてくるものの中にはそういうものもあるように思います。となると創作の同人誌のほうはみんなで売れ線のほうにさや寄せしていって、ありがちな商業作品のデッドコピーとか企画ありきの「○○本」みたいな洗練された没個性に陥っていくのではないかという想像もするのですが、最近の創作ジャンルには疎いのでどうなんでしょうか。先日のコミティアは想像以上に人が多くて驚きました。

コミティアではコピー本を出したのですが、コピー本でとにかく大変なのは大量の紙を折って順番通り重ねていくことでして、前日までに原稿が完成できればいろんな手段があるのですが、ようやく前日の土曜日から作業ができるような社会人としてはそれは無理で、完成が日曜日当日の朝になり、そこからコピー、会場で折って重ねてとじて……というのが常態化しております。今回は必要十分っぽい部数と手間とを比較考量した分を用意したのですが(ページの順番を間違えたりしました)、早々になくなってしまい、その後お求めいただいた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そんなこんなで紙にプリントするというのは大変なことなのですが、一方で夏コミは過去と比べてもとんでもない参加者数だったとか、コミティアも盛況だったという現実があって、このネットで手軽に発信できる時代でも同人誌というリアルが強力なフックになっているのは間違いのないところです。2018年現在のそれが一体なんなのか正直よくわからんところもあるのですが、両イベントにサークル参加して、いろいろなことを通して、まーこんな面白いことはやめられんなーと思いました。私のコピー本なんかプリントする意味があるのかと思わないこともないのですが、自作がTwitterで1万RTされるようなことは全く想像できないので、これからもせこせこと紙を折っていきたいと思います。